令和2年第Ⅰ回短答式試験を振り返る《前編》
今更ですが、12月に受けてきました。
合格発表は1月17日(金) なのでもうすぐですね。
当然ながら先日発表された簿記1級の結果よりもこちらの方が気になっていて、もやもやした気持ちのまま過ごしている今日この頃です。
私の試験会場は東京理科大学でした。もう少しアクセスの良い場所で受けたかったのですが、建物内はキレイだったのでよしとしましょう。さすが私立大学!
気になる結果は...
自己採点をしたところ、私の成績は下記の通りでした。
※監査論は予備校により1問解答が割れているため、得点を二通り表記しています。
う〜ん、管理がひどい...
トータルで75%をとりあえずの目標としていたので少しがっかりですが、約70%取れているので及第点といったところでしょうか。
今回の試験は非常に難しかったようで、試験終了後私のTwitterのタイムラインは受験生や各予備校講師の方々の怒りの声で埋め尽くされておりました。
私はというと、完全に不合格を確信して金町駅改札前で20分は立ち尽くす始末。挙げ句の果てに遠く離れた自宅へ帰る気力もなくなり、急遽この日はホテルに泊まることに。
解答速報を待つ...
Twitterで「できなかった」ツイート(= 仲間)を探す...
予備校パンフレットに同封されていたアルフォートを貪る...
精神状態は最悪でした(泣)
とはいえ、今となっては各予備校のボーダー予想も出揃い、56% ~ 62%あたりだろうと見込まれています。なので、今回の成績は十分合格圏内なのですが、それはあくまで自己採点での話。
こうなってくると公認会計士・監査審査会のボーダー設定の傾向が大幅に変わっただとか、マークミスだとか、そういうことまで考えると不安は決して消えません。あああ。
この不安は耐え忍ぶしかないのです。
各科目の所感
さて、近年では最高難度とされる今回の試験を各科目ごとに当日感じたことを振り返りたいと思います。
企業法
75点 / 100点 (75%)
目標は85点、最低でも75点を取ることを目指していたので、最悪は逃れられたかな、という感じ。満足はできない結果となってしまいました。
試験1発目。数日前から高まっていた心臓の鼓動は全く収まる気配がないまま問題を解いていきました。
「ん...絞れないぞ...?」
緊張からなのか、純粋に理解が足りていなかったのか、自信をもって選択肢を最後の一つまで絞ることがなかなかできませんでした。直前1週間は企業法はほぼノータッチだったので恐らく後者だと思います。開始早々焦りがピークに達します。
しかしながら、問題を進めていくうちに気持ちも落ち着いていくもので、分配可能額算出の問題がでた時には安堵したのを覚えています。まさか企業法でお会いできるとは。
見直しも完了した時には、なんとなくでしか解けなかった問題が多かったかなとも思いましたが、恐らく7割はいったであろうという出来だったので絶望せずにすみました。
とりあえず一安心。
管理会計論
47点 / 100点 (47%)
はい終了〜
最近は特に難しいと話題の管理会計論ですが、時間内に全部は解けないだろ!これは!
目標は70点、最低でも60点を目指していましたが、これは痛い。
一番苦手としていた管理の計算でお手本のような爆死を魅せてくれました。嫌な予感が見事に的中しました。
計算問題でまともに解けたのは2問だけでした。そして他の問題はチャレンジしたものの答えが出せず、伝家の宝刀「3」をマークして終了。まぐれ当たりは1問でした。
(ちなみに、前回の試験でも同じく2問しか解けなかったのですが、この「3」をマークした問題が2問当たり、戦える点数まで持ち上げてくれました。)
理論はというと、これまた選択肢を絞りきれず、3問も落としてしまいました。
(ちなみに、前回は絞りきれない問題がことごとく当たり、満点をとることができました。)
足切りの可能性もあったところなんとか踏ん張った形でしたが、前回の5月の試験で見事に運を使い果たしたようです。
最悪の気分で昼休憩を迎えるのでした。
昼休憩
午前の科目の出来が良くなく、さらには食事が喉を通らないほど緊張しっぱなしだったこともあり、午後の科目は直前にテキストの確認などはせず、音楽を聴いてひたすらリラックスに徹しました。
大学受験の時はこの方法に切り替えたことでうまくいったと思えるほど個人的には効果を感じていたので、今回もそうなることを願って昼休憩を過ごしました。
後編に続く